胃カメラ検査を控えている方は、当日の服装について気になりますよね。
「次の予定に合わせた服でもいい?」
「メイクは落とさなきゃいけないの?」
今回は胃カメラ検査当日の服装について解説します。
胃カメラ検査当日の服装
胃カメラ検査は着替えをせず私服のままおこないます。推奨される服装、逆に避けるべき服装はあるのでしょうか。
服
避けた方が良い服装
・ぴったりとした締め付けのある服
・ワンピースなどの上下がつながった服
・丈の短いスカート
おすすめの服装
・お腹周りがゴムやボタンで調節がしやすいズボン
・袖をまくりやすい服
内視鏡検査では、消化管を空気などで膨らませて内部を観察するため、検査中はもちろん、検査後もお腹が少し膨れた状態になることがあります。そのため、当日は体を締め付けないゆったりした服装でお越しください。着圧された下着なども身につけない方が良いです。また、丈の短いスカートは検査台に横向きで寝た際はだける可能性があるので避けてください。
履物
検査台では靴を脱いで横になるので、脱ぎ履きがしやすい靴を選ぶことをおすすめします。また、検査後は立ちくらみが起こりやすいため、ヒールの高い靴は避けた方が安全です。
髪・メイク
内視鏡検査では、左側を下にして横になることが多いです。長い髪が顔にかかると検査を妨げたり、自分の唾液で汚れることがあるため、髪の長い方は、髪が顔にかからないようにまとめるためヘアゴムなどを持参すると良いでしょう。
また、検査では患者さんの顔色や唇の色で状態を確認します。そのため、メイクは控えめにし、顔色を覆い隠すような濃いメイクや口紅はしないようにしましょう。
ネイル
検査時には、指に酸素飽和度を計測するための装置を取り付けます。マニキュアやジェルネイルが施されていると、正確な数値を得られない可能性があるため、ネイルは事前に落として来てください。
アクセサリー
検査中、腕時計、ブレスレット、ネックレス、大きな指輪などのアクセサリー類はすべて外します。つけてくること自体は問題ありませんが、盗難や紛失があっても自己責任となるため、できるだけ外してくることをおすすめします。
まとめ
胃カメラ検査当日の服装についてご紹介しました。メイクやネイルについては医院によって指示が異なる場合があるため、気になる方は検査を受ける病院に直接確認してみてください。