胃カメラの検査では、胃を空にしておく必要があります。そのため、前日〜当日は食事制限が設けられていますが、飲み物は飲んでもいいのか気になる方も多いと思います。
この記事では、胃カメラ検査の前日から当日、そして検査後までの摂取可能な飲み物について解説します。
胃カメラ検査を控えている方は、ぜひ最後までご覧ください。
1.胃カメラ検査前日の飲み物
胃カメラ検査前日の飲み物について、基本的に制限はありません。
胃を空っぽにするために21時までに食事を済ませる必要がありますが、飲み物は水やお茶など色の濃くない透明なものであればそれ以降の時間も飲んで大丈夫です。
1-1.胃カメラ前日は飲酒してもよい?
検査前日のアルコールは原則禁止されています。アルコールは消化を妨げるだけでなく、その刺激によって胃を荒らし、検査結果に影響を及ぼす可能性があるためです。正確な検査をするために、胃カメラ前日の飲酒は控えましょう。
2.胃カメラ検査当日の飲み物
胃カメラ検査の当日は何も食べずに来院してください。ただし、水・お茶・スポーツドリンクなど透明な飲み物であれば飲んでも問題ありません。特に夏場は極端に飲水を控えると脱水症の危険性もあるので、飲みすぎに注意しながら水分補給しましょう。牛乳・コーヒー・ジュースなど、濃い色のついた飲み物は検査に影響が出る可能性があるため避けてください。
なお、水分補給が可能な時間は検査の2時間前までとなります。
3.胃カメラ検査後の飲み物
胃カメラ検査では喉を麻酔しているので、飲食ができるようになるのは検査の1時間後からです。その後の制限は特にありません。
検査で組織の採取(生検)をされた方は、刺激の強いものは避けた方がよいため、当日のアルコール摂取は控えてください。翌日からは飲酒して問題ないです。
4.まとめ
胃カメラ検査の前日〜当日はアルコールや色の濃い飲み物は控え、水かお茶を飲むようにしましょう。
なお、検査前後の食事については、医療機関によって制限内容が異なる場合があります。検査前に注意事項をよく確認して、医師の指示に従ってください。